勇気が必要
実際にコンピュータの画面の前で、休むことなく上下している為替相場を見てしまうと、すぐに取引をしなくてはいけないという衝動に煽られる場合も少なくないだろう。
だがしかし、漠然とした思いつきで取引することだけは断じてしてはいけません。
知っての通り、マーケットは昼夜を問わず、常にどこかの国で為替市場は開かれているし、為替相場もいかなる時でも変動しています。
そうであっても、何度もトレードをしていると、それだけ損失が生じるリスクが上がります。
もちろん、売買の回数を増やすことによって、トータルで勝つ確率が半々に近づくのは事実です。
けれども「明確でないアイデアで売り買い」とは話が異なります。
FXの注文回数を積み重ねる意味というのは自ずから「ここはいける」と考えるチャンスを得られた場面での売り買いの回数を積み重ねるという意味である。
ただ何となく、次々とトレードを経験するのとは違う。
為替相場の勝負に敗北しないためには自ら意識してけじめをつけることこそが大切です。
「ここだ!」と思えた外国為替相場の時にはいっそポジションを増やして、儲けを狙います。
「ちょっと頭をかかえる市場でどう推移するのか読めないな」と感じた時は潔くポジションをすべて見切りをつけて静観します。
このくらいのリズムをつけた方が結果的には売買は勝利します。
外国為替市場の格言には「休むも相場」というものがある。
まったくその通り。